大君(おおきみ)を救え!レベル『知らん』

親衛隊A「大君、大荒れでございます」
大君「むべ山風を嵐というらん」
親衛隊B「大君、嵐の日に縁側に出ないで下さい!」

嵐の中普段から『神の断食』を極めようとしていた大君の体は紙どころか
髪の領域に達していたので一陣の風が吹いたとたん上空5千mまで飛ばされました。

親衛隊S「あっ、大王が飛ばされた!」
将軍「お救いしろ!」
文官「どうやって!?」
将軍「我らも風に乗るのだ!」
文官「ナルホド!」
武将「目から怪光線でござる!」
武官「それ、今が好機でござる!」

こうして大王救出部隊は嵐にフラダンスしながら乗り救出に向かいました。

大君「む、汝等!」
親衛隊R「大君、今お助けします!」
最接近中の親衛隊Y「くっ、後一歩なのに!」
親衛隊D「大君、首を伸ばして下さい!」
大君「む、了承!」

大君の大地を揺るがす叫びが嵐の中響き渡る!

大君『加味のリ・ョ・ウ・イ・キィィ!!』

大君の隠し業が発動し、大君の首の長さは龍もかくやと言わしめる程の長さになりました。

大君のゲージ半分消費業の甲斐有り親衛隊はその半分が救出されました。
残りの親衛隊は嵐で遊ぶのが飽きたため家に帰った後だったので救出出来ませんでした。
親衛隊を救出した大君は嵐が来ていない港町に貧乏ダンスを踊りながら向かいました。

港町に流れ着いた大君は言いました。

大君「ここはどこじゃ?」
親衛隊A「どこかの港町でございます」
大君「都からはどれぐらい離れておる?」
親衛隊?「犬畜生三匹分離れてございます」
大君「そうか、遭難か…」

さすがは大君です。
人の上に立つ者ですから変なとこで冷静です。
皆が思案顔になってしまったので大君は人の上に立つ者としての義務を果たそうと思い
軽いジョークで皆の心の暗雲を払おうとしました。

大君「そこの船で新天地イスカンダルに向かおうぞ♪」

それを聞いた部下は
不安に駆られているであろう大君の機嫌を取って昇進伝説を築くために
一生懸命媚を売る事にしました。

野心家親衛隊「それは名案です!早速出港しましょう!」

人の上に立つ者として一度言ってしまった事を取り下げる訳にもいかず出港しました。
副官親衛隊「目標イスカンダル、発信!」
信じられない事に『オーナインシステム』で有名な『フゲンダケ』が動き出したのです!

一気に大気圏を突破した『フゲンダケ』の警笛アラームが鳴り響きました。

とてつもない大きな敵がいると知り大王は言いました。

「波動砲発射!」

敵は一瞬にして大穴が開き戦闘不能になりました。
しかしこの判断は大きな間違いでした。
なぜなら相手は月だったのです!

老朽化して見えなくなっている『フゲンダケ』のモニターでは確認出来なかったのです。

こうしてイスカンダルまでにあるモノ全てを破壊しながら行く『フゲンダケ』は
出会ったモノが(信号が)ロストする事から悪魔の船、ロスト・シップ『フゲンダケ』と呼ばれる様になったそうな。


めでたく終了

特別講義サボったらその背徳感から超変電波受信出来たw
~俺のアンテナ天まで届け~